Honey and Pepper 短編①

最後の連絡から7ヶ月くらい経った。

彼は元気にしているだろうか。私のことはまだ覚えてるのかな。

心から大好きだった片思いの彼は未だまだ忘れられない。

私の胸に納まりきらない程の愛おしい思い出たちが

今もまだ胸の中で優しく切なく泳いでいる。

彼の煮えきらない態度にこのままじゃいけないと

私から身を引いたのは正解だったのかそうじゃなかったのか

誰にも答えがわからないゲームをしているようだった。

何度も夢にでてきては

他に女の子がいるからとそっちの方へ行っていた。わたしは少し悲しい気持ちを抑えながらも、私の道を歩いてゆく夢を2回ほど見た。

他にも関わった男の人は何人かいるのに

私の夢に出てくるのはいつも彼なのだ。

このままきっぱり終わってしまうのだろうか。

あの時に感じた感情は何だったんだろう。

そう何度も思った。

抑えきれない感情が日々積もっていた。

かわいい思い出たちに浸って抜けられない私がいた。

なんの為にここに居るの?

私はどうしたいの?

このままでいいの?ほんとうに終わり?

友達があんなのやめときなよ、

という声ももう聞こえなくなっていた。

好きなことはとことんやり尽くす

それが私のスタイル。好きなことを追いかけてきたから

今の私がここにいる。

なら、とことん動いてみてもいいんじゃない?

もう一人の自分がそう言った。

よし、電話をかけてみよう。

定期的に連絡をとっていた頃からは1年以上経過していた。

彼の電話番号の登録は削除したが

メールはかろうじて残っていた。

そこから、おそるおそる電話をしてみた。

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